Legends Z-A エンディングまでプレイした感想
購入前
特典目的でポケモンセンターとTSUTAYAで1本ずつ予約。その後ポケモンセンターでSwitch2同梱版が当選した。 本作はつながりのヒモが存在しない上に通信進化ポケモンが複数おり、2本買っておいてよかった。
発売後
クリアまで一切の攻略情報を遮断。序盤はプレイするのが苦痛なほど面白くなかった。おそらく目的がなくやらされている感があったためだ。
ポケモン研究所の2Fのモニターに映るランターンを見てメガランターン確定だと思い、発売日のうちにチョンチーを捕まえようと進めていたが日付をまたいでしまい暗澹とする。しかしご存知のように、チョンチーもランターンもゲームに登場することはなかった。 メガシンカが与えられるということは、今後の2進化目の可能性が低くなることでもあるので安心もしている。
ちょっと面白いかも、と思い始めたのはカラスバが登場してからだ。見た目も中身もいいキャラクターで、グッズ化が待ち遠しい。パートナーのメガペンドラーも格好良く、何も知らない人にシンオウの新しい伝説だよと言ったら信じるかもしれない。しかし思いっきり反社として描写されているが大丈夫だろうか。
途中でゲンガーとカイリキーが欲しくなったので、2台目のSwitchで繁体字版を始める。漢字とアルファベットの名前がかっこいいポケモン用に、毎度複数言語でプレイしている。国内専用モデルでもゲーム内の言語が選択できてよかった。
戦闘で相手の隙をつけるようになったり、ポケモンの技とボール投げの操作に迷わなくなってくるとゲームとしても面白くなってくる。待機時間の短い技で畳み込むのが気持ちいい。
本編のクリアまではほとんど最初に選んだオーダイルで進めることができたが、クリア後のジガルデが倒せず、基礎ポイントをがっつり振ったオヤブンサーナイト Lv90 に頑張ってもらった。途中まで、本作に登場するポケモンはすべてメガシンカするものと思い込んでいてファイアローを育てていたのだが、そのうちメガストーン持ちに押されてスタメン落ちしてしまった。卵と特性がないこともファイアローの出番の現象に拍車をかける。
ストーリークリア後の図鑑集めや色違い源泉の段階になるといつものポケモンの面白さを感じる。一般的な手段による色違いの集めやすさはシリーズ随一だ。再出現の仕様と、出現済みの色違いが一部の例外をを除き昼夜の切り替えで消えない仕様が良い。色違いも切り替わりでリセットされる仕様だった場合は、全国の涙で川ができていただろう。
それにしても。Legends アルセウスは過去のポケモン世界の話ということでその作品単体で成立していたが、本作は XY のストーリーが前提のため未プレイの人には AZ やフラダリのくだりは理解が困難ではないか。 いや、XY をプレイしていたときも AZ とフラダリの行動は理解とか共感の外にあったので同じようなものか。
良かったところ
- メガオーダイル、メガシャンデラのデザイン
- キャラクターが生き生きしているように見える
- 世相に合わせつつも、ゲームフリーク節というべき設定やセリフ
- 尻切れ感のあったXYのストーリーに一応の決着を出した
- 基礎ポイントのリセットが事実上やり放題
- 色違いを出しやすい
疑問点
- パルクールのアクションが小さい
- 戦闘中にボールが選択しづらい
- インターネットサービスが修了したらカロス3匹のメガストーンは手に入らなくなるのか