トラックボールからマウスに乗り換えた理由

私は2007年からトラックボールを使い始めました。機種は2022年現在も販売中のロジクールの TrackMan Wheel です。形状はマウスと同様で、親指部分がボールになっているタイプです。

トラックボールは非常に使い勝手がよく、その後もロジクール TM-150、ケンジントン Slim Blade 買い替えていきました。しかし、あるゲームとの出会いがトラックボールからマウスへの出戻りを決意させたのです。

Minecraft の登場

2011年、iOS アプリで Minecraft が登場しました。Minecraft に触れたのはそれが初めてでした。Java 版が当時から人間尺度では無限といえるワールドであったたのに対し、iOS 版は Pocket Edition と銘打たれていてワールドの壁まですぐに到達する広さでした。しかしそれでも非常に面白かったんですよね。周りにあるものがすべてオブジェクトで、拾ったり置いたり壊したりできる。その自由度が気に入りました。それから数日も経たずに Java 版を購入した気がします。

2011年の Java 版 Minecraft は Beta から 正式リリースになった時期でした。ニコニコ動画では爆発的に人気となり、マイクラ実況が定番化し、ランキング上位にいるのも普通になりました。私も、Pocket Edition とは広さもできることも起こることも規模が違って大変にハマってしまいました。

トラックボールで操作しづらかった

しかし、難点がひとつありました。トラックボールで操作がし難かったのです。個々の操作は結構正確に動かせるのですが、急に振り向いたり持ち物を変えたり細かなインベントリ整理をするのが大変でした。クリーパーの音を聞いて振り返ってたのではもう遅いのです。

そのまめ、私はマウスに戻ることになりました。以降、Minecraft をあまりやらなくなった現在もマウスです。親指付近に複数個カスタマイズできるボタンがあるものを使うことが多いです。