松屋の定番の食べ方

松屋の牛焼肉定食

松屋で私がよく食べるのは牛焼肉定食、通称牛定。安定した味と食べごたえのナイス定食です。そんな牛定を食べる時の私の作法を紹介します。

注文するのは「牛焼肉定食 ライス並盛り」と「生卵」。生卵は券売機式の場合「サイドメニュー」の中にある。

漬物を作る

サラダの口当たりを良くするために漬物する。サラダにポン酢と七味をかけて箸で混ぜるだけ。荒く混ぜるとコーンなどが器から飛び出すので注意。サラダには何のソースをかけても美味しいが、肉と卵かけごはんの箸休め的な役割としてポン酢と七味のピリ辛サラダは丁度よい。食べ始める前に作っておき、きゃべつがしなびたくらいで頂くと美味しい。

ちなみに、松屋フーズの系列店「松のや」でもとんかつや唐揚げにきゃべつが添えられているが、この時かけるのは人参ドレッシング一択。人参ドレッシングをかけたきゃべつを食べたくなって松のやに入ることもあるくらい、このドレッシングは格別。

卵かけごはん

ごはんが温かいうちに卵かけごはんを作る。まず卵用の小皿に卵を溶く。醤油は濃い目。プッシュ式の醤油差しの場合、1回の量が少ないので10回程押している。この時、漬物を作るのに使ったポン酢と間違わないように注意する。ポン酢を醤油と間違うのはまだ味覚が許す余地があるが、醤油をポン酢にしてしまうと舌を騙せないことがある。

牛定を食す

漬物と卵かけごかんを作ったら食事に移る。初手はお味噌汁。空腹や疲労時にはこのお味噌汁がたまらなく染みる。

そして肉を一口。添えられた大根おろしとネギはどうすればよいか。一時期はサラダの中に入れたりもしてみたが、現在は肉で大根おろしとネギを両方包み込んで一緒に食べている。牛定の肉は脂がやや多いのだが、これらの薬味と一緒に食べると舌にしつこさが残らない。

その後は卵かけごはん、牛肉、漬物を途中まで順番に食べていく。牛肉が残り2, 3枚になるタイミングで漬物を一気に食べてしまい、口の中を酸味で満たしてから、その反動で卵かけごはんの濃厚さを楽しむ。そして残った肉をよく噛みながら食べる。食べ終わったらごちそうさまを言って店を出る。